中古マンションに住むなら、知っておきたい管理組合について

岡崎市で新築・中古マンションを探している方の中には、「マンションは戸建てより管理が楽」という理由でマンションを選んだ方も多いのではないでしょうか。

実際、マンション内の維持・管理は管理会社が行い、居住者が管理するのは自室の中だけ。

しかしマンション共用部で変えたい、直したいという事があった場合、すべて管理組合や理事会を通さなくてはならないため、個人の意思ではどうにもなりません。特に中古マンションは、ある程度年月が経ってしまっている場合、次第に修繕箇所も多くなっていきます。

今回は、岡崎市で新築・中古マンション購入を考えている方が事前に知っておきたい、老朽化への備え等を話し合うマンションの管理組合についてご紹介します。

マンションの管理組合とは

 

分譲マンションのような区分所有建物の所有者は、全員で建物,敷地や付属施設の管理を行います。

そのために構成されるのがマンション管理組合です。

購入してそのマンションに住んでいる人はもちろん、購入した部屋を賃貸に出し、別の場所に住んだとしても部屋の所有者が管理組合員となります。

「管理組合なんて面倒だし、加入したくない!」・・・そう思っても、マンション購入者は区分所有者となった時から自動的に管理組合の組合員になり、脱退する事は出来ません。

 

理事会の役割

マンション管理業務を円滑に行うために、管理組合員の中から総会で役員を選びます。

役員の種類には、理事長をはじめとする理事数名と、管理組合業務を監査する監事があります。

任期は組合の実状に応じて1~2年で設定されるケースが多く、再任も認められます。

総会は通常1年に1度開かれ、マンション内の管理に関する報告や、議決、役員の交代などが行われます。

マンションの規模にもよりますが、5~10年に一度役員が回ってくることが多いようです。

立候補制で役員を決めるマンションもあれば、輪番制で否応なく役員に選定されてしまうというマンションもあります。

役員になったら1~2ヶ月に一度理事会が行われ、マンション内の問題について話し合われます。

理事会では「上階の足音がうるさい」といった住人からのクレーム対応や、管理費滞納者への督促、修繕計画や管理組合の金銭管理についても話し合われます。

また、マンションは築年数が経って老朽化してきた時、大規模修繕が必要になります。

規模が大きくなるため、その費用は10年を目安に積み立てられます。

管理組合では老朽化後大規模修繕工事をどのタイミングで行うかといった点も話しあわれます。

殆どのマンションが管理会社への委託管理となっており、管理会社の担当者が理事会に参加して運営についてアドバイスをしてくれます。

そのため、「専門知識が無いから理事会役員はできない」と心配する必要はありません。

終わりに

 

中古マンションを購入する時、気を付けたいのが管理面であることは以前のブログでもご紹介しました。

中古マンションを選ぶ際には、間取りや価格だけでなく管理組合の活動実績にも注意を向けてみる事が必要です。

ピタットハウス北岡崎店では、新築・中古マンションを多数ご紹介しています。

「ペット可」や「リノベーション済み」など、ご希望に応じて物件をご紹介します。

岡崎市メモ

今月9日、岡崎市で桜まつりが行われました。

まつりのメイン行事「家康行列」には約40万人の見物客が訪れ、美しい桜をバックに勇ましくパレードする武将姿の俳優藤岡弘,さんらに歓声を上げました。

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