岡崎市では、2016年の中古マンション価格相場は1,300万円~1,600万円ほど。
新築マンションの価格相場である3,200万円と比較すると、半分ほどの値段で購入できるわけです。
値段が安ければ立地が悪かったり、古かったりとマイナス面があるのでは?
と勘繰りたくなるものですが、中古マンション物件の中にはリフォーム済みや人気エリアにある物件も見つかります。
手頃な価格でマンション購入を考えている方にとって、中古マンションは魅力的な物件ではないでしょうか。
しかし、マンション購入には気を付けるべき点があります。
それはマンションのランニングコスト。
マンションは購入後、戸建てと違い「管理費」・「修繕積立金」がかかります。
今回はこの「管理費」と「修繕積立金」がどんなものなのか、ご紹介したいと思います。
管理費とは
マンションは個人が所有する部屋とは別に、廊下や玄関、エレベーターといった共用部分があります。
その共用部分の清掃や見回りといった管理、維持、保全に充てられるのがマンション管理費です。
管理費は、マンションの戸数や高さ、所在地域にもよって価格が異なります。
一般的には5,000円~16,000円程となっており、戸数が多いほど管理費は下がり、マンション内にプールやジムがあるなど共用施設が充実したマンションほど高くなります。
築年数が古くなると管理費が値上がりするという事はありません。
しかしマンション内の駐車場の利用者が減って、管理組合の収入が減ってしまうと管理費が上がるというケースも見られます。
逆に、理事会の話し合いにより管理会社や管理内容を変え、管理費を下げるというマンションもあります。
修繕積立金とは
マンションは戸建てと同様、年数が経過すれば老朽化し、外壁の剥がれや給排水管の劣化など色々な問題が出てきます。
それらのメンテナンス費用として月々積み立てられるのが、修繕積立金です。
一般的に、マンションは建築後10年に一度のペースで大規模修繕が行われます。
規模の大きいマンションになれば一度に数億円規模の費用がかかるため、前もって積み立てておくのです。
修繕積立金も管理費と同様で、マンションの規模などによって値段は違い、相場は5,000円~20,000円くらいとなります。
「修繕積立金はできるだけ安い方がありがたい」とお考えになるかもしれません。
しかし、修繕積立金が安いと大規模修繕時に費用が足りず、満足な修繕が行えなくなることも。
管理組合で長期的な修繕計画を立て、適正な金額を積み立てていく事が重要になります。
おわりに
マンションに暮らす上で必要な「管理費」と「修繕積立金」についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
どちらも「安ければいい」という訳ではない事もご理解いただけたと思います。
戸建てと違いマンション購入後もずっとかかる費用になるため、月々の住宅ローンと併せて支払いに無理のないよう、資金計画を立てる必要があるでしょう。
ピタットハウス北岡崎店では、手頃な価格の中古マンションを多数ご紹介しています。
資金計画についてもアドバイスいたしますので、お気軽にご相談ください。