2016年の中古マンション市場は、住宅ローン金利の史上最低金利などを背景に年間を通して盛況でした。
新築マンションと比べて低価格、物件数の豊富さや立地面でも好物件が見つかるなどのメリットも多いため、中古マンションへの注目は今年も引き続き高くなるでしょう。
そんな中古マンションを購入する際、注意したい点とは何でしょうか。
今回は、中古マンション購入時のチェックポイントを3つに絞ってご紹介します。
1.資産価値としてはどうか
マンションは一生住むつもりで購入しても、転勤や家族が増えた、ライフスタイルが変化したといった理由で住み替えが必要になり、売却する事も考えられます。
そのため、売却時に資産価値の落ちにくいマンションを選ぶことも大切です。
資産価値が落ちにくいマンションとは立地が良く、管理状況が良い物件です。
立地では、人気駅が最寄りである事、駅から徒歩圏内であることが重要です。
高齢化が進んでいる昨今、駅近マンションのニーズはさらに増えると考えられます。
さらに、スーパーや金融機関、医療機関など日常生活で必要な施設が徒歩圏内にあると良いですね。
また、間取りはキッチン・お風呂・トイレと言った水回りが隣接している方が将来リノべーションしやすいため、売却時に購入希望者が付きやすいと考えられます。
2.管理はどうなっているか
マンションにとって、管理体制が整っているかどうかはマンションの資産価値に大きく影響してきます。
管理状況を確認するには、
・マンション共用部の状態
・長期修繕計画
以上の情報を不動産会社から入手しましょう。
また、実際に購入したいマンションに足を運びエントランスやエレベーターホールなどの共用部を見てみると、マンションの管理状態がある程度分かります。
掃除は綺麗にされているか、電球が切れたままになっていないか・・・こんなところから管理体制がしっかり機能しているかがわかります。
掲示板にある掲示物の内容が注意の呼びかけばかりだと、ルールを守らない住人がいるなど、マンション内の様子も見えてきます。
マンションは10~15年おきに大規模な修繕工事が必要になるため、長期修繕計画に基づいてその費用をあらかじめ積み立てていくのが修繕費です。
これが安すぎる物件は、メンテナンスが十分に行われない可能性があるので要注意。
中古マンションを購入する際は、今まで修繕工事が行われてきたか、今後どうおこなわれる予定なのかもしっかりチェックしましょう。
また、近年人気の民泊はマンション規約で禁止されているのかどうかもチェックしておくといいかもしれません。
「将来的には自分で民泊をやりたい」という方、または
「住んでいるマンションに日替わりで知らない人が出入りするのは防犯上心配」という方は、必ず購入前に規約を確認しておきましょう。
3.耐震構造のチェックを忘れずに
東日本大震災からはや6年経ちますが、日本国内いつ、どこで大きな地震が起こってもおかしくないと言われています。
そのため、マンションの耐震構造は確認しておきたいところ。
1981年以降のマンションは、建築基準法が改正された新耐震基準を満たします。
そのため、1981年以降に建築されたマンションを選んだ方が安心して暮らせるでしょう。
中古マンションを購入する際のチェックポイントをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
ピタットハウス北岡崎店では、岡崎エリアの中古マンションを多数お取り扱いしています。
中古マンション購入で不安な点がある方は、是非スタッフまでお気軽にご相談ください。
岡崎市メモ
岡崎市の春の風物詩、家康行列。
「岡崎の桜まつり」のメインイベントでもあります。
今年は4月9日に開催予定で、俳優の「藤岡弘、」さんが家康行列に特別出演する予定!
大河ドラマで岡崎市が生誕の地である本多忠勝を演じたことから出演が決定したそうです。
今年も盛り上がりそうな家康行列、あなたも足を運んでみてはいかがでしょうか。