世代や考え方の異なる様々な人々が同じ建物で生活するマンションでは、時として様々なトラブルが起こってしまうことがあります。
「騒音問題」はそんなマンション内トラブルの原因として、その最たるものであると言われています。
騒音の被害にあってしまっている場合には、マンションの管理人や不動産会社に相談し、対応してもらうことが必要です。
しかしながら、無用なトラブルにならぬよう、自身の生活で出る音が騒音になってしまわないか注意することも必要です。
今回はそんなマンションにおける騒音問題を原因別に分け、その対策について、それぞれまとめてみたいと思います。
騒音の種類4種
騒音とひとくくりに言っても、その原因となるものには種類があり、それらの対策方法もそれぞれ異なります。
それでは、実際に騒音の原因となるものとはどのようなものなのでしょうか。
代表的なものを挙げみると、おおよそ下の4つに分類されます。
・生活行動による騒音
・家電等、家庭用機器からの騒音
・家庭用設備からの騒音
・音響機器からの騒音
生活行動による騒音
足音や話し声、泣き声など、生活行動による騒音は騒音主の存在が意識されるためか、最もトラブルの原因となりやすい騒音の1つです。
また、お子さんがいらっしゃる家庭などは、どうしても子供の足音や泣き声などが響いてしまう場合もあるものです。
しかしながら、厚手のカーペットを引いたり、入居時に隣近所へしっかりと挨拶に行ったり、日頃からコミュニケーションをとるなど、ちょっとした工夫によって対応できる部分も多くあります。
また、お部屋探しの際には、下への騒音が無い一階を選んだり、防音に優れたマンションを選ぶなどといった対策が考えられます。
家電等、家庭用機器からの騒音
家電の中には洗濯機や掃除機など、大きな音が発生するものがあり、騒音の原因となる場合があります。
そうした家電は夜間など、問題となりやすい時間には出来るだけ使わないような配慮が必要です。
しかしながら、生活のスタイル上どうしても夜間などに利用する機会が多い場合には、消音性能の高い製品を選ぶなどの対応が考えられるでしょう。
また、お部屋選びの際には洗濯機等の配置場所と同時に、隣の間取りなどを確認しておくと良いですね。
洗濯機等、水回りが隣戸と隣接しているのが理想的ですが、寝室などと隣接している場合には特に配慮が必要となるでしょう。
家庭用設備からの騒音
エアコンや水回りの排水音、ドアや窓などの開閉音など、お部屋の家庭用設備から出る音が騒音となる場合もあります。
こうした音が気になる場合には、設備の交換等の対応が考えられますので、まずはマンションの管理人や不動産会社に相談してみましょう。
音響機器からの騒音
オーディオや楽器など、音響機器からの音が騒音となる場合もあります。
夜間に大きな音で音楽を流さない、などの配慮は当然ながら、楽器を習っているお子さんがいらっしゃる家庭など、楽器の練習音が問題となる場合も多くありますね。
楽器をやっていたり、お子さんが楽器を習っていたりと、家庭内で楽器を弾く機会のある場合、防音性能の優れた楽器可物件を選ぶのもその対策の一つとなります。
わりに
今回はマンションのトラブルとなりやすい騒音についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
騒音は、その直接的原因だけでなく、マンション自体の構造によっても大きく変化するものでもあります。
マンション購入の際には、構造による防音性能の差や、防音を考えた間取りになっているかをよく見て選ぶと良いでしょう。
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