中古一戸建てを購入する際にかかるお金といえば、マイホーム取得関連の費用がメインとなりますが、それ以外にも細々とした出費が発生します。
その中で今回注目したのが、『耐久消費財』に関する費用です。
耐久消費財とは?
耐久消費財とは、1度購入すると長期間使用する商品のことで、家具や家電類・車がそれにあたります。
一方、トイレットペーパーや食品・洗剤などは、1回もしくは短期間で使い終わって新しい物を購入しますが、これを非耐久消費財と言います。
家具や家電類は、購入後は物自体が壊れるか、引っ越しを機に買い替えるなどの理由がない限り、同じ製品を使い続ける方が大半ですよね。
中古一戸建てを購入して新居へ引っ越すことは、まさに新製品を購入するきっかけとなるのです。
平均費用はどのくらい?
住宅取得に合わせて家具や家電の新規購入や買い替えを行う場合、かかった費用の平均や、購入品目などの調査を行うのが、住宅金融支援機構という独立行政法人です。
こちらの行政法人は、住宅ローンのフラット35を販売している法人なので、見聞きしたことのある方や、フラット35を契約された方はご存知かと思います。
その住宅金融支援機構が行った『住宅取得に係る消費実態調査(2014年度)』では、以下のような結果となりました。
回答者の平均属性(中古一戸建ての場合)
年齢…43.9歳 家族人数…2.7人 世帯年収…598.8万円 物件購入価格…2230.1万円
1世帯あたりの平均耐久消費財購入額(中古一戸建ての場合)
2012年度…62.7万円 2014年度…71.1万円
耐久消費財購入品目TOP3 ※()の数字は平均購入金額
1位…新車(235.9万円) 2位…太陽光発電システム(227.1万円) 3位…ルームエアコン(87.9万円)
購入世帯率が高い品目TOP3
1位…カーテン(58.2%) 2位…照明器具(55.3%) 3位…ルームエアコン(37.2%)
上記の結果を見ると、中古一戸建ての購入を機にマイカーも購入したり、新居の内装に合わせて家具や家電を新しくする方が多いことが判りました。
岡崎市は、最寄りの駅から距離のある地域に住む方も多いため、マイカーが交通手段となる方も多くいらっしゃいます。
上記のランキングで新車を購入した方の中には、岡崎市で中古一戸建てを購入された方も含まれているかもしれません。
また、先日『注目のオール電化住宅。そのメリットやデメリットとは?』の記事でもご紹介したように、岡崎市での住宅取得を機に太陽光発電パネルを取り付ける方もいらっしゃいます。
そうした点から考えると、中古一戸建ての購入に合わせて家具家電なども新しくする場合は、物によっては100万円以上の追加出費があることを覚えておくと良いでしょう。
まとめ
耐久消費財は、大型且つ価格も気軽に購入できるほど安くない品目が多いため、新居へ引っ越し後に家具家電などを新調しようとお考えの方は、それも含めて初期費用を計算しましょう。
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