土地購入の諸費用、実際いくらかかるの?

住宅の購入に諸費用がかかる事はよく知られていますが、土地のみの購入にも、土地の代金だけでなく、様々な費用が発生する事はご存知でしょうか?

土地や住宅といった不動産の購入には、様々な諸費用が掛かり、当初の計画よりも出費が嵩んでしまったり、想定外の出費が発生する事もあります。

 

そんな予想外の出費に慌ててしまわないよう、どのような費用が発生するのか、予めしっかりとした把握をしておく必要があると言えるでしょう。

そこで今回は、土地の購入の際に必要な費用とその種類をご紹介したいと思います。

土地の購入に伴う諸費用の種類

実際に必要となる諸費用の主な種類を挙げてみると以下の通りです。

 

・媒介手数料

→諸費用の主になるのがこの媒介手数料です。手数料の割合については不動産会社によって異なりますが、上限は決まっており「(土地価格×3%+6万円)×1.08」によって求められます。

 

・登記費用

→所有権移転登記に伴う登録免許税と司法書士への報酬が必要となります。

 

・不動産取得税

→土地購入後、3年以内に専用住宅を建築した場合には還付金があり、実質的に課税されないケースがありますので、軽減措置を申告しましょう。

 

・抵当権設定費用

→抵当権設定登記に伴う登録免許税と司法書士の報酬の合計額です。

個人の住宅や土地には軽減税率や特例税率が適用される事もありますので、適用できないか調べてみましょう。

 

・印紙税

→土地の売買契約書などに使われる印紙代です。

 

諸費用の総額は?

ここまで土地の購入時に発生する諸費用の内訳についてご紹介してきましたが、実際に諸費用の総額としてはどのくらいかかるのでしょうか。

一般的には、土地購入時に発生する諸費用の目安は土地売買価格の5%程度と言われています。

2000万円の土地を購入したと考えると、諸費用のみで100万円となりますから、非常に大きな額になりますよね。

さらに、これらの諸費用については現金での支払いとなる場合が多いですので、土地の購入は計画的に行う必要があるのです。

おわりに

今回は、土地の購入時に発生する諸費用の種類と、その金額についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。

土地や住宅といった不動産を購入する場合には、その本体価格に目が行きがちですが、様々な諸費用が発生する事も計算に入れておかないと、思わぬ出費に驚くことになってしまいます。

また、場合によって大きく異なる為、今回はローンの諸費用についてはご紹介しませんでしたが、住宅ローンなどを借り入れる際には、そのお金も必要になります。

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