昭和の時代は「家を持つ=新築一戸建てを建てる」という概念でした。
しかし人口減少や建築費の高騰といった理由から、現在は「マイホームはあえて中古一戸建てを選ぶ」というのも、選択肢の一つとして定着しています。
しかし、中古一戸建ての購入には新築物件とは違い、事前に気を付けなくてはならない注意点があります。
ここでは、岡崎市の中古一戸建て購入の注意点をクリアにできる「ホームインスペクション」についてご紹介します。
中古一戸建て購入、見えないところに注意点が
中古住宅購入を希望する方に物件に対する不安を聞いてみると、「給排水管の劣化」や「構造の安全性」、「シロアリ等の被害」と答える方が大半でした。
物件の内覧ではわからない、見えない点に不安を感じているようです。
中古一戸建ての購入を検討する際、それらの注意点をクリアにするにはどうしたらいいのでしょうか。
ホームインスペクションで不安解消
「ホームインスペクション」という言葉をご存知ですか。
いわゆる「住宅診断」と呼ばれるもので、中古住宅の流通が活発な欧米ではホームインスペクションが常識となっています。
ホームインスペクションでは、目視で屋根や外壁、床下などの劣化状態を診断します。
基礎コンクリートのひび割れや施工不良、シロアリなど害虫の被害がないかに加え、床下の湿度計測なども行っています。
これらを調査することによって物件の現状が把握できるため、修繕やリフォームの方針についての優先順位が付けられたり、物件の価値を客観的に把握することが出来ます。
最近では、自宅の定期点検としてホームインスペクションを利用するケースも増えています。
シロアリ被害の注意点
シロアリは建物の寿命を縮めます。
ホームインスペクションで床下に入ったところ、シロアリが床下の木材だけでなく、基礎コンクリートをつたって室内に侵入しているケースがよく見られます。
シロアリ被害には、以下の様な兆候が見られます。
・4月から7月ごろに小さな羽が落ちている。
・俵の様な形の糞が落ちている。
・土で作られたトンネルの様なものがある。
これらが見られる場合、気づかぬうちに貴方の家もシロアリ被害に遭っている可能性があります。
シロアリはガラスと陶器以外は何でも食べるため、電気ケーブルをかじったり、タンスに侵入して巣を作ってしまう事も。
気づかぬうちに家を支える木材がボロボロにされてしまって耐震性が低下していたというケースも少なくありません。
床下の湿度が20%を超えるとシロアリ被害の懸念が高まりますので、床下に換気扇を設置して防湿したり、建材の防蟻処理を行うことをお勧めします。
まとめ
岡崎市の中古一戸建てをお探しなら、ホームインスペクションで安心できる物件を選びたいですね。
岡崎市では、販売価格が1,000万円台から中古一戸建てが見つかります。
お子さんが通う小学校や、お買い物に便利なスーパーが近い物件など、ご希望に沿った物件をご紹介致します。
岡崎市の物件探しはピタットハウス北岡崎店にお任せ下さい。