全国には、「毎月○日は○○朝市の日!」のように、決まった日に定期市を開催する場所がたくさんあります。
そんな定期開催の朝市が、岡崎市にもあることをご存知でしょうか。
歩行者天国で買い物ができる定期市
岡崎市の中心市街地に近い八幡町では、二七市(ふないち)と呼ばれる定期朝市が開催されています。
この名称の由来は、開催日が毎月2と7がつく日(2・7・12・17・22・27日)だから。
場所は、岡崎市の県道39号線の本町3丁目交差点を起点に、八幡町3丁目交差点までの200mの市道(八幡通り)です。
通りの入り口には、『二七市 八幡通り』と書かれた看板が立っていますので、初めて訪れた方も判りやすいでしょう。
普段は車通りもある八幡通りですが、開催当日は会場となる市道を車両通行止めにして歩行者天国にするので、小さいお子さん連れでも安心してお買い物ができますよ。
戦後の闇市を機に生まれた定期市
岡崎市で二七市が始まったのは、戦後のことです。
名鉄名古屋本線の東岡崎駅前の通りで始まった闇市が、その後八幡町へ移転しました。
移転後も、中央マーケットと呼ばれる一部のお店が別の場所へ移転したりと様々な出来事を経て、現在の八幡通りに落ち着いたそう。
そして、1955年12月より、朝市開催日を2と7のつく日と決め、二七市の名称が決まりました。
なお、この定期市は『岡崎観光きらり百選』にも選出されていて、岡崎市を代表する朝市となっています。
八幡町やその周辺の地域で、一戸建てやマンションなどの不動産物件を購入したら、ぜひ八幡通りの市場へ足を運んでみませんか。
古き良き人情味が残るお買い物スポット
定期市の開催当日は、野菜や果物・鮮魚・お惣菜といった岡崎市で獲れた特産品から、生花や衣類まで揃っているので、あちこちのお店を見て回るのが楽しいですよ。
お惣菜の中には揚げたての天ぷらもあり、その美味しそうなにおいにつられて購入される方もいらっしゃるそう。
「今日は○○がおすすめよ」「○○ってまだ残ってる?」など、お客さんとお店の方が会話をしながら買い物をすることができる二七市は、古き良き人情味が残る朝市です。
開催日が週末や祝日などにあたる時は、平日開催の時以上に多くの方で賑わい、活気に溢れる光景が見られますよ。
良心的な価格で販売されている商品ばかりなので、まとめ買いにもおすすめです。
なお、開催時間は朝9時から正午頃ですが、雨天の場合は残念ながら中止となりますので、定期市に行かれる予定の方は、お天気にご注意ください。
まとめ
戦後の闇市から生まれ、60年以上も地元の方々に愛されている二七市は、岡崎自慢の特産品を安く購入できるおすすめ定期市です。
岡崎市で不動産物件を購入されたら、ぜひ八幡通りの定期市でお買い物をしてみませんか。
八幡通り周辺を含む岡崎市の不動産物件探しは、ピタットハウス北岡崎店がお手伝いいたします。