大切な資産である不動産を売却するなら、出来るだけ希望する価格で販売したいと考えるのが当然でしょう。
しかし、不動産が事前に想定した値段で売却できる事はとてもまれです。
不動産を販売する前に、売主として自分の不動産についてよく理解し、適正価格を知る事は欠かせません。
今回は、岡崎市で不動産売却を考えている方に、事前に知っておきたいポイントをまとめました。
現況と登記内容に違いはないか
土地や家等の不動産において、現況と登記内容が異なる事は珍しくありません。
土地の面積が登記内容と現況で違う場合、隣の土地との境界線が違ってくるため後々トラブルに発展しかねません。
正確な土地面積は測量しなければわかりませんので、不動産売却を考える時にはとりあえず法務局で地図を確認し、隣の土地との境界線や土地の形状の確認をしておくことが必要です。
また、家の場合は建築後の増築が登記内容にない場合があります。
家の増築は変更登記が義務づけられているので、その場合は買主から登記を求められます。
なぜなら増築部分が登記されていないと、買主が金融機関から融資を受けられないためです。
不動産の現況と登記内容が異なる場合は、販売前に正しておくようにしましょう。
法律が変わっていないか
建築基準法は何度も改正されています。
そのため、建築当時の建築基準法に適応している建物は、現行法でも適法とされています。
しかし、現状が維持できている建物は問題ありませんが、一度建物を取り壊してしまうと現行基準では家を建てられない「再建築不可」の土地や、建てられるとしても以前より小さな建物しか建てられないというケースもあります。
具体的には、土地が道路に接していなかったり、道路に接している道の幅が2m未満といった土地は建物の再建築ができません。
その場合、建物の躯体だけ残して解体し、家全体をリフォームする形で対応できます。
ご自分の土地が現行法でどのような扱いになるのか、販売前に確認しておきましょう。
古い家は値引きを検討
綺麗な家や更地の方が売れやすい事は確実です。
ただし、古い家をリフォームしたり、解体したりするにはそれなりの費用がかかります。
一方で、DIYが流行っている近年では、古い家を自分好みに手を加えたいと考える方も増えています。
リフォームや解体をして費用をかけても売れないリスクを取るよりは、リフォームや解体はせずに、それにかかる費用分の半分でも値引き対応する事を考えれば、買主に喜ばれるでしょう。
抵当権付きならローン完済を
ローン借入時に、不動産には抵当権が設定されます。
この抵当権により、ローン滞納が続くと金融機関がその不動産を差し押さえます。
売却予定の不動産にローンが残っていると、抵当権もそのまま設定されています。
差し押さえられるリスクのある不動産を、あえて買う人はいないでしょう。
不動産の売却代金でローンが完済できるよう、事前にしっかりとした資金計画を立てることが大切です。
おわりに
不動産売却の前に、確認しておきたいポイントをご紹介しました。
ピタットハウス北岡崎店では、岡崎市内の土地や建物等不動産を多数ご紹介しています。
理想のマイホームを建てたいなら、岡崎市内の建築条件無しの土地を選びませんか？
不動産売却や購入のお手伝いはピタットハウス北岡崎店にお任せ下さい！