住宅を新築する時、外構工事の費用について考えていますか?
建売住宅では土地や建物がセットで販売されるため、外構工事の施工も完了した状態で引き渡しとなり、費用も含まれています。
しかし、注文住宅では建物ばかりに気を取られ、外構についてはついつい後回しになりがちに。
一般的には外構工事の費用は建築価格に含まれていない為、「家は綺麗にできあがったけど、費用の関係で外がまだ手つかず・・・」というケースも少なくありません。
新築住宅の外構には様々なスタイルがあり、選ぶものによって費用も大きく変わってきます。
今回は、家を新築する際の外構費用についてまとめました。
外構工事とは
外構工事とは、家の敷地内の建物部分以外の工事の事を言います。
具体的に上げれば駐車場や植栽、玄関までのアプローチ、門・塀、カーポートなどなど。
お客様の好みやライフスタイルによってデザインや形、設備も様々です。
主な外構スタイル
クローズドスタイル
昔からの日本住宅によくあるスタイルで、門扉や塀、柵を高めに設置して外部からの視線を遮ります。
プライバシーを重視したスタイルです。
オープンスタイル
敷地の境界線に門扉やフェンスなどを設けず、出入りを簡単にしたスタイルです。
芝生や低い樹木を植えて土地の境界を示すケースが多く、クローズドスタイルとは逆に外部から住宅がよく見える開放的なイメージです。
ただし、防犯性が低くなるため対策を考える必要があるでしょう。
セミクローズドスタイル
クローズドスタイルとオープンスタイルの両方の要素を取り入れたスタイルがセミクローズドスタイルです。
低めの塀やフェンスを設置する事で程よい開放感が得られます。
近年の住宅ではセミクローズドスタイルが主流です。
外構費用の相場
工事費用の相場を部位別に観ていきましょう。
門柱や門扉の設置・・・・200,000~350,000円
塀やフェンスの設置・・・400,000~600,000円
カーポート設置・・・・・200,000~1,300,000円
ウッドデッキ・・・・・・200,000~300,000円
玄関までのアプローチ工事・・・1㎡につき8,000~22,000円
依頼は住宅会社?専門業者?
外構工事を依頼する時、建物を依頼した住宅会社に依頼すると、新築した建物と統一感のある外構を作ってくれるでしょう。
さらに、工事費用も建物と合わせたローン計画が立てられるため、建物と外構で別々にローンを組むよりも資金計画が立てやすく、安心です。
一方、専門業者に依頼した場合、住宅会社よりデザイン性が高く、力を入れた提案をしてくれることが多いようです。
また、メンテナンスを依頼した際も、住宅会社よりも早い対応が期待できます。
費用面で見ると、住宅会社は工事を下請けの業者に依頼する事が多いため、工事費用に紹介料などが含まれ、専門業者に直接依頼するよりも割高になります。
おわりに
外構工事を専門業者に依頼する場合は、2~3社程度の見積もりを取って費用の相場を知り、それぞれの提案を聞いてみるのが良いでしょう。
もしくは流行のDIYで自分で外構を作るというのも、費用を抑えられるうえ、家への愛着が一層高まるでしょう。
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